A4片面刷りで作る真四角折り本の作り方

今回の無料配布は、出力用データを使ってこんな感じのものを作ることができます。

以前にも配布したことのある正方形の折り本です。

以前のものはA3両面印刷したものから作ったので、もっとボリュームのあるものでしたが、今回はちんまりと(笑)、A4片面印刷のものから作りたいと思います。

以下、作り方を説明していきます。

難しくはありませんので、ぜひ出力・製本してみてくださいね♪

●出来上がりサイズ:7cm×7cm

●ページ数:12ページ

各ページは図のように配置してあります。

赤い「キリトル」の部分にはトンボを入れてありますが、出力時に全体の位置がずれることもあるので、トンボは目安の線と思ってください。紙の大きさを基準に、うまく正方形になるように切ったり折ったりしたほうがいいかなと思います。

手順は2通りあります。

 ①折ってから切る。

 ②切ってから折る。

……あはは。どちらでも大丈夫ということです。

一応ここでは、①での作り方を説明しますね。

1.上図の水色点線の部分を折る。

縦を3等分に、横を4等分にします。

このときに、横はキリトル部分がありますので、左右のトンボを合わせてまず2つ折りにし、そこからもう一度半分にしてください。

(切り取り幅は左9mm、右8mmに設定してあります。同じ寸法にすればよかったな…)

縦はトンボを目安にしつつ、あくまでも紙の大きさを3等分する気持ちで。

2.横の折り目に部分的に切れ目を入れる。

赤線のところを切ります。1ページ分、残して切ってくださいね。

★のところには小さく(1ミリ程度の)黒丸を付けてあります。これも目安にしてください。

まあ、折り目に合わせて切れば大丈夫な筈ですが。

3.両脇を切り落とし、順番に折って本の形にする。

用済みのトンボごと両脇を切り落としましょう。左9mm、右8mmを目安に切り取ります。

1ページと2ページ、2ページと3ページの境になる部分を折ってみて、紙の端が揃うところを見きわめて切り落としてもいいですね。

ここへきて、実は山折り部分は一直線になることが判明(笑)。

1.の段階でそうなるように折っておくと、最後の製本が綺麗に簡単にできます。

山、谷、山、谷、山……と折っていくと、3・4・5ページと7・8・9ページのところで紙の閉じている部分と開いている部分とがくねくねとねじれていく形になります。

それでOKです。読む時も誌面を回転させながら読んでいくことになります。

できあがり!

……に、なったでしょうか?(^_^;)

②の切ってから折るパターンでは、出力がずれていないことを固く信じて(笑)、まず最初に2.の手順の赤線を切ります。

次に両端を切り落としましょう。

これで全体の大きさが決まったので、P1~4の列、P5~8の列、P9~12の列というように、一列ずつ丁寧に4等分に折り、最終的な形にしてください。

お好みで、できた折り本を入れる袋を作ったり、写真用の小さいアルバムに入れて整理したりするのもいいかと思います。

ちょっと変わった折り本を作りたいなーと思ったら、ぜひデータを作るところからチャレンジしてみて! レイアウトは最初の形を作るのが結構面倒だから!!(笑)

以上、楽しい製本教室でした♪

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