能とお酒を少々(笑)

ほんとに能に行きすぎです、すみません。いま止まらなくてさ…(^_^;)。
本日は能楽堂ではなく、なかのZEROホールにて。「NAKANO-ZERO NOH」というものがありまして、急遽行って参りました。なかのZEROでの公演は今回で3回目だそうです。
普通のホールなのでどんな風に能を演じるのかなぁと興味津々。横長の舞台のうえに、一段高く能舞台と橋掛かりが設置され、背景の松(芝居の情景としての松の木ではなく、能舞台には必ず背後の壁(鏡板/かがみいた)に松が描かれているのです)が描かれた幕(だと思う)と演者が出入りを行う場所の揚幕(あげまく)が下げられていました。通常「切戸口(きりとぐち)」と呼ばれる小さい出入口は屏風で代用し、その向こう側から後見や地謡の方々が出てくるようになっていました。
なるほどね、って感じでしたよ。
最初に、小島英明さんからみどころの解説があり、仕舞・狂言・能の順に演じられました。
演目は、仕舞「桜川」「善界」、狂言「呼声」、能「鞍馬天狗」です。
が、それを語り始めるとまた長くなっちゃうので、今日は軽くそれ以外のお話のみにします(笑)。
能鑑賞終了後、久しぶりに新宿に飲みに行きました。あ、言うまでもなく一緒に行っていたRちゃんのセレクトしたお店です(*^_^*)。
今回の日本酒はどれも当たり!
◎黒龍 吟醸垂れ口(こくりゅうぎんじょうたれくち):福井のお酒。これが今回の私のベストかなv とても味のしっかりしたお酒。舌にぴたりと張り付く感じです。でもしつこくはないのよ。そしてこの米の味の良さを他のもので乱すのがもったいなく感じられるの。思わず言ったね、「肴のいらない酒ね…」あはははは。
◎大鬼 純米吟醸(たいき):京都のお酒。これはとにかく私好みのお酒ですね。日本酒を飲んでる~って感じがします(笑)。喉には特に響いてこないのですが、口の中にはぶわっと味と香りが広がります。ですので、体調や気分によってはきつく感じることもありそう。…というようなお酒が私は好きです(笑)。
◎酒一筋かたつむり 純米吟醸しぼりたて:岡山のお酒。この名前がいいよね~♪ けっこうさらりとした印象が残ってますが、これもおいしかったvv
◎石槌(いしづち):愛媛のお酒。これも純米吟醸だったかしら? 味はすっきり香りは華やかなお酒だったように思います。
実は前回、このお店の渋谷店にも足を運びました。
日本酒2種類の利き酒セットが無料になるというクーポンがあったので、それを利用して「雪中梅」と「越乃寒梅」を飲んでみたりv
このときは越乃寒梅のほうがしっかりと味があってよかったなぁと思っていたのですが、今回同じセットをもう一度いただいたら、今度は雪中梅のおいしさにくらり…。思わず一気に飲み干しそうになりましたよ!(笑)
甘めなのにしつこくなく、舌ざわりは滑らかでやさしく、喉を通っていくときにふんわりとあたたかな香りが出てくるような、そんなほんのりとした色気と恥じらいとを感じるお酒…まさに雪中梅でしたよ。このお酒は何度も飲んでいますが、こんなにおいしく感じたのは初めてでした…。
というわけで、十分長い日記になりましたので、この辺でひとまず終わりにしておきます(^_^;)。

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