抗がん剤投与、第2回。

朝から県立がんセンターへ。
早めに行ったはずなのだが採血室は満杯になっていた。外来窓口よりも早く開いているらしい。そういうことは先に言ってくれ。
やや待たされて採血。それからいつもの窓口へ。予約時刻よりちょっとだけ遅くなった。
が、待たされたのはそのあとだった。
……待ち時間長すぎ。本読んでたら肩こった。お腹すいてどうしようかと思った。
その挙句に通されたのは椅子席で、ベッドが恋しい私です。(笑)
30分ほど点滴したあとでベッドが空いたので移動させてもらいました。
そこで、「かえるくん」登場♪
お気に入りのアイピローです(笑)。
看護師さんに大好評(大笑)。私もごきげん。次回もよろしく、かえるくん。
終わったら13:30過ぎ。大急ぎで移動。電車の中でパン食べちゃったよ(^_^;)。
行く先は国立能楽堂。村上先生の講座があるのだ。って言っても、今からじゃ最後のほうしか聞けないけど…と、泣く泣く移動したのでした。
でも素敵映像を見ることが出来ましたv(村上先生の講座にはいつも実際の舞台の映像を見る時間があるのです。先生ご執心の舞台の場合も多々あり、そのよさを熱く語る先生がまた素敵なのでした/笑)
20分延長で講義終了。
時間を気にしつつも、ちょっとだけ能楽堂内の展示室を見に行く。狂言関係の装束を展示していました。面に釘付け。
…とかやってる場合ではなく、大慌てで今度は渋谷へ。
目指すは観世能楽堂。観世流の研究会公演があるのでした。
当日券でも余裕で座席Get。最初は正面最後列中央に席を取ったのですが(これだと前に背の高い人が来た場合に椅子の上に正座しても文句を言われない)、軽く食事をして再び会場内に入ったところ、最前列に1つだけ席があいていたのでそちらに移動。久々の最前列です。(最前列は足元が見えなかったり、舞台を見上げる感じになって面の表情が変わったりするのであまりオススメではないのですが、前に人がいるとかなりの確率で視界がふさがれてしまうチビの私にはありがたい席なのでした)
そして…やっと、ほっとしました。
すっきりしました。たいへん気持ちのいい舞台でした。よかった。
能「嵐山」…シテも悪くはありませんでしたが、それより後ツレの舞がよかった。きれいでした。囃子・地謡もよく合っていてかなり好み。
狂言「雁礫」…山本家の絶妙な配役。わかりやすい狂言を実にすっきりと演じてくださいました。いい、素直に笑った。
仕舞「老松」「羽衣」「鞍馬天狗」…鞍馬天狗の演者がケガにより変更。代役の関根知孝さんにやられた~。めっちゃかっこいい。参った、このところ関根家にやられっぱなしだ(笑)。
舞囃子「求塚」…今日の第一の目的、清和さんvv 大好き、大好き、大大大好き!! 間近で見ちゃって、もう、めろめろりん(大笑)。なんで袴姿でこんなに色っぽいんだ。こんなに切ないんだ。もっと見ていたい。
能「頼政」…これも楽しみにしてました。すごくよかった。頼政、かっこいいです。この落ち着き加減はかなり魅力的。他の方のシテでも見てみたいですね。
今日の舞台の記憶とともに、これから襲ってくるかもしれない薬の副作用を乗り切りたいと思います。

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