甲冑を作る:第01回 目の下頬と草摺をつくる(その1)


いよいよ作業開始です♪ はりきっていきましょう!
パーツはこんなふうに届きます。

今回つくるのはこの部分。

届いたパーツは以下の通り。

①兜鉢(右):今回は使いません[保管パーツ]
②目の下頬〔めのしたぼお〕
③耳(左右の各1個)
④切金〔きりがね〕(2個)
⑤汗流しの管(パイプ状になっています)
⑥緒便〔おだより〕のイボ(2個)
⑦威糸〔おどしいと〕(約150cm)
⑧草摺〔くさずり〕(一の板)
⑨裏貼革(裏面はシールになっています)
⑩木工用ボンド

使う道具はこんな感じ。

多用途タイプの接着剤/瞬間接着剤/木工用ボンド/はさみ
段ボール紙/つまようじ/メジャー
※爪楊枝は2~3本用意したほうがいいでしょう。

 草摺をつくる
======================
●裏貼革のシールを剥がし、草摺の裏(へこんでいる側)に裏貼革を貼る。
工程はこれだけです(笑)。


[Point]
・草摺の表裏を間違えないように気を付けましょう。
・貼り合わせる前に一度、部品を重ねてみて、穴の位置がきちんと合うことを確認しましょう。
・シールはいきなり全部剥がさず、少しずつ剥がしながら穴の位置を合わせて丁寧に貼っていきましょう。
・穴の周辺のみ軽く押さえるような感じにし、他の面積の広い部分は穴の位置合わせが確定してからしっかり押さえて貼り合わせるといいでしょう。
パーツそのものがたいへんきれいに作られているので、端の穴を合わせれば他の穴も自然と合うはずです。また、貼っていくのは革ですので、多少は伸縮します。少しくらいずれてしまっても調整がききますので焦らずに作業をしましょう。
どうしてもずれてしまうのが心配だという場合は、爪楊枝を2、3本穴に通して位置合わせをしてもいいでしょう。
この先何度もある作業なので、自分のやりやすい方法を見つけてください。
(その2へ続く)

タイトルとURLをコピーしました