座椅子修理

はい、2021夏の手芸第三弾です。
今回は座椅子を修理しまーす!

わが家にこんな座椅子がありました。

夫が普段使っている座椅子で、一見これで大丈夫そうなのですが、実は中も外もぼろぼろ。

使っていると、中のパイプが当たって痛い。床にもよくなさそう。

ということで、まずはクッション部分を整えます。
お尻と背中が当たる部分(体側:座椅子として使ったときに上になる面)に、ウレタンチップを使った厚さ4センチほどのクッションが入っていました。
原形をとどめないほど崩壊してはいなかったので、今回はほぼこのまま、布で包んで形を保つことにします。
使う布は古い布団カバー。…そうです、先日作った掛け布団カバーと入れ替わりにお役御免となったものです(笑)。
各種接着剤を使って貼り付けようとしたのですが、無理でした(^_^;)。全然くっつかない。臭いし。
なので、針と糸を使ってざっくりと縫いつけましたよ。

次は骨組み。
中央のパイプはこのままでOK。
支えというのか何というのか、PPバンドを使っている場合が多いのですが、これがね、安い座椅子だと1、2本しか張られていないそうです。
わが家のは座面2本、背もたれ1本でした。しょぼ。
そこで足してみました。
材料は、通販の荷物に使われていたPPバンド(リユース)と、入手経路不明のPPバンドストッパー(新品)。

それなりにいいと思うのですが、どうでしょう?

続いて、床側(使用時に下になる面)のクッションを付けます。
この部分は細長いスポンジがクッション材として使われていたようですが、ぺたんこ、ぼろぼろ、もう無理です、という状態でしたので、別のクッション材を使うことに。
普通に使うにはクッション性に乏しくなってしまった私の長座布団(?)登場。
ちょうどいい長さに切って、体側のクッションと縫い合わせます。
※写真はありませんが、床側にはジョイントマット(リユース)を入れてあります。ガムテープと麻紐でフレームに固定しました。

ウレタンクッション2枚の間に、余った薄いクッション材を丸めて布で包んだものを差し込んでいますね。
リクライニングさせると、この辺りに少し隙間ができてしまうので、その隙間をなくすためです。

最後、カバーです。
これまで使っていたカバーに修理済の中身を入れてみたところ、そのまま入りました。
なので、体側の布はそのまま使用。床側は擦り切れているので、ファスナー部分を残して廃棄。
着なくなった私のジャンパースカート(自作)の布が大きさ的にも厚み的にもちょうどよかったので、これを使ってカバーを縫いました。

中身を入れて完成!


綺麗にできた♪

ただし、リクライニングさせるための金具を包んでいた布が、少し力不足だったみたい。
合皮やジーンズなど、強度のあるものでもっとしっかり包んだほうがよさそう。
カバーが擦り切れないうちに補強しておこうと思います。

工作のつもりで始めましたが、やってみたら8割は手芸でした(笑)。

2日半かかりました…。
ということで、第三弾終了!

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