緊急入院

してました。
肺炎のためです。
いやはや、まいったね(^_^;)。

9/13(水)の朝、病院(がんセンター)に連絡しようと思っていたのですが、全然起き上がれなくて、結局夕方になってTEL。
前夜に咳で目覚め、あまりの苦しさに「このまま死ぬかも!」と一瞬、本気で思ったよw

で、この時の電話では翌日朝イチで病院に行くことになったのですが、その後、2日前に撮ったCTの結果を確認した担当医から連絡があり、
「完全に肺炎起こしてるから、今すぐ来て」
と言われました。
夜は担当医のほうに用事があって外出しなければならなかったため、彼がいなくなる前にとにかく行くことにした。

5分で着替えて家を出た。

が、駅までの途中で再度TELあり。
「そのまま入院になるかもしれないから、準備してきて」
いや、もう無理(^_^;)。

なんとか17:45くらいに病院に着いて担当医にも会い、X線、血液検査、ついでにコロナの抗原検査。
そしてそのまま2時間半、放っておかれた(T_T)。コロナ検査したときと同じパターンだよ。まじこれやめて。
コロナのときと違ってベッドがあったので、布団をかぶって寒さをしのぎつつ待ったものの(とにかく部屋が寒いんだ!)、トイレに行きたいし、お腹もすいてくる。

20:30まで我慢して、さすがに嫌になって連絡用のPHSにかける。話し中ではあったが、着信はつくのでいいだろうとすぐに切る。待つこと5分、現れたのは夜勤の看護師さん。
いつまでこうしていればいいのかと詰め寄ったところ、入院用の病棟に移動しようということになった。

移動途中、自販機で飲み物なら買えるというので2本購入。
ナースステーション横の小部屋で待つ間に、「21時までコンビニが開いてるそうなので食べ物が買えます」などと言われる。
へろへろの状態でコンビニ飯かよ! とブチ切れそうになったけど、しかもこのコンビニには私の食べられるものがあまりないことも知ってるんだけど、仕方がないので買いに行く。
っていうか、こういう移動もつらいんですけど!!

野菜の煮浸しなど食べてひと息ついたところで、当直医が現れて言った。
「今夜はひとまず様子を見て、薬を使うにしても明日の朝からにしようと思います」
…あほか。何のために急いで来たんだよ。
「時間がたつだけ悪くなるのですぐに来るようにと言われて来たんです。悪いことがわかってるなら様子を見ている場合じゃないんじゃないですか。できる処置があるならすぐにでもしていただきたいんですが」
と、結構強い調子で言っちゃったよ。

その後、10分弱で担当医と連絡がついたそうで、看護師が薬を持ってやって来た。薬が処方されたらしい。
簡単に薬の説明を聞き、さんざん使って全く効果のなかった咳止め薬とその薬による便秘を改善するための薬を拒否し、他3種の経口薬をのむ。
そしてようやくこの夜の部屋へ移動。途中でパジャマとタオル類をレンタル。もちろん個室。やっと落ち着けてほっとした。

それにしたって手ぶらで入院になっちゃって、スマホの充電すらできやしない。
夫にはLINEで連絡したものの、荷物を持ってきてもらうにも指示を出すのがめんどくさいw 夫だって仕事あるしね。帰宅時間も遅いし。
結局、翌日以降にいろいろ購入することになって、いらん出費をしてしまいました。くそー。

この夜は、外出先(講演する予定が入っていたらしい)から病院に戻ってくれた担当医が顔を出し、検査結果は軽度だったので経口薬で対処できるだろうといったことを説明してくれました。よかった~。
翌朝からはちゃんとした食事もとれて(ちょっと多いんだけどね)、午前中に4人部屋へ移動。救急病棟から一般病棟へ。

ときどき検温などが入る以外は基本的に寝てましたが、午後になって看護師さんが充電器を貸してくれました!(病院の備品) ありがたい。(バッテリーは残り30%を切っていた)
ようやくスマホを安心して使えるようになったので、英語の勉強をしたりネットニュースを見たり。

本来なら数時間の外出もできたのですが、コロナ&インフルエンザの影響で外出全面禁止になっていて、荷物を取りに戻ることはできませんでした。
PCがあれば仕事もできたのに! とか思いましたが、調子悪いんだから寝てればいいんだよと気持ちをしずめてみたり(笑)。
薬が効いたのか、ずっと続いていた胸苦しさは2日目の朝にはひいていて、それだけでもすごく助かりました。
でも動くと息が切れる。ゆっくり動くことを心がけて3泊4日を病院で過ごしました。

9/16(土)、午前中に退院。といっても土曜日なので退院手続きはできず。
夫に車で迎えに来てもらい、食品の買い出しなどもして帰宅。
洗濯してくれたのね、ありがとう~、などと思う(笑)。
無理せず静かに数日を過ごし、今に至る。

今回の肺炎は、抗がん剤の影響による薬剤性肺炎です。
少し前に肺に炎症が見られていたのですが、これはその前におこなった放射線治療の影響だろうと専門医に判断され、一応気をつけつつも抗がん剤での治療を再開しました。
が、結局こっちの薬の副作用も出ちゃった、というわけです。

これでもう、この抗がん剤は使えません。やっと効果が数値にも現れてきてたのにな。残念。
そして、まずは肺炎の治療を優先させるため、最低でも2カ月はがん治療を中断することになりました。仕方ないね。
本人的にも、がんより肺炎のほうがつらい(T_T)。

というか、ほんとに抗がん剤って効果2割・害悪8割だなあ! とか思っちゃう(^_^;)。
悪い部分が増えるばっかりなんですけど?
(壊死した顎の骨はまだ取り切れずに口の中に出てきてるし、指先もまだ痺れてるし、最近また髪が抜け始めてる気もする→これ全部薬の副作用)

「がんで死ぬんじゃない、がん治療で死ぬんだ」なんてことを言う人もいますが、全肯定はしないまでも全否定もできないなと思う。
薬を作るほうも、その使用を提案するほうも、それを使って治療するほうも、一日でも長く元気に過ごせることを願ってるはずなのにね。なかなかうまくいかないものです。

でもまあ今回は、慌てて入院した割にはすぐに回復して帰宅できたので、これでよしとしておきましょう。

家にいるぶんには特に問題なくすごしております。駄目なときは寝てればいいし。
仕事ぽつぽつ、家事ぼちぼち、その他ふんわり。
しばらくはこんな調子でいこうと思います。

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